質問1:開業準備費を安く上げるコツは?
質問2:開業コンサルタントは、利用する価値があるの?
質問3:どんな場所が開業に適しているか?
質問4:医院の建築や内装を安く高品質で行う方法は?
質問5:開業時の医療機器は、どの程度整備したらよいか?
質問6:開院時に最低限必要な広告は?
質問7:各種役所に対する届出の、重要ポイントは?近日公開
質問8:自院に良いスタッフを確保するには?近日公開
質問9:スタッフ管理のコツは?近日公開

質問1:開業準備費を安く上げるコツは?

開業準備もいくつかの項目があるので、その項目によりコツが違ってきます。

まず、最初の項目ですが、開業コンサルタントをつけるか否かです。無料から有料(50〜300万円)まであるので、 どうするかが問題になります。
質問2で開業コンサルタントについて書きますので、詳細は省きますが、開業コンサルタントはつけた方が無難です。

しかし、そうすると無料のコンサルタント(薬の卸さん、機器メーカー、会計事務所等)がいるので、費用節約という点からは、 「これだ!」ということになりそうです。
しかし、この点については、全面的に賛成できるわけではありません。
理由は、コンサルティングをする側に「万事につき、無料だから」という逃げ文句を与えるからです。つまり結果責任を追求 できないことが多いのです。有料の場合は、そういう訳にはいきません。有料の責任があります。 ですから、一概に無料はいいとは言えないのです。
ただ、無料のコンサルティングをしてくれる担当者が、信頼できる場合は、確かにそのコンサルティングを受けたほうが得です。

次に大事な項目が、建築や内装工事の面です。まず、設計士についてですが、建物を建築する場合は、設計士さんをつけますが、 設計料は高額なことが多いです。したがって、駄目もとで設計料の値引きを交渉することです。設計料の1〜2割は値引きをし てもらうことです。

ただ、ここの交渉はほどほどに。施工業者は、3社ぐらいから相見積(あいみつもり)を取ることです。その中で安いものを選 ぶのです。
さて、お金で悩むのが機器類の選定における機器類の売値です。もうここは複雑怪奇の世界です。高かったり安かったりいろい ろです。当然安いにこしたことはないのですが、どれが本当に安いか否か、わけがわかりません。
そこで、ここは、信頼の置ける人(コンサルタント、先輩、業者等)に判断してもらい余り悩まないことです。どうしても極限 まで安くしたい先生は、徹底的に相見積を取りまくるのです。(ただ、これは余りいい結果を出しません)什器備品の選定も同 じです。

最後に広告宣伝ですが、ここもお金を使うところなので機器類の選定と同じことが言えます。
とにかく、準備費用を安く上げるには、信頼できる経験豊富な人に相談することです。それができないときは、自分でマメ に情報収集することです。
この費用節約については、まだまだポイントがあります。何かご不明の点があれば、メールでお問い合わせください。
メールは、こちらへ。
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質問2:開業コンサルタントは、利用する価値があるの?

条件付で、イエスです。その条件とは、「良いコンサルタント」という点です。

では、「良いコンサルタント」とは何かですが、次の3つの条件を満たしていることです。

@:新規開業の案件を専門的に10件以上こなしている事
A:信頼できること(具体的には、信頼できる紹介先からの紹介、または、各種の裏付け調査の結果、信頼性に足る判断が 出たこと)
B:そのコンサルタントと相性がいいこと(具体的には、なんでも話しやすく、会っていて安心感がある)。

特に、@の実績は厳密に確認しましょう。コンサルティングは、高度な価値判断を伴いますので、経験がものをいいます。
ですから、10件の経験は、最低限の基準です。できれば、20件ぐらいの経験が欲しいところです。
そして、実際に開業した支援先を紹介してもらうと良いです。

良いコンサルタントを得たとしても、そのコンサルタントをうまく活用しなければ、その利用価値が出てきません。 そこで、まずコンサルタントを選んだ当初は、コンサルタントと十分にコミュニケ−ションを図り、信頼関係を築き、 慣れたらドンドンそのコンサルタントを誉めて動かし、仕事をしてもらうのです。これはかなり効果的な方法です。

最後に、コンサルタントの力量もなかなか事前には判らないので、コンサルティング契約の実効的な担保として、契約書を 取り交わし、コンサルティング料金を成功報酬にします。そうすると、不安も減り、少なくとも無駄な費用負担は避けられます。

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質問3:どんな場所が開業に適しているか?

答えは簡単です。診療圏内の人口の多いところ(特に昼間人口に着目すること)、 競合(競争相手)の少ないところ、そして、自院が目立つところです。
特に、競合の存在は重要です。単に数があっても実質的競争力がない場合(例えば院長が高齢、設備が悪い、 スタッフが悪い等)は、ねらい目です。


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質問4:医院の建築や内装を安く高品質で行う方法は?

あります。

次の点に注意すれば可能です。
@:設計事務所や建築会社(設計事務所を併用しているもの)の情報を徹底的に収集することです。
A:収集した設計事務所や建築会社を厳密に選別することです。
B:建築を施工する会社をやはり厳選することです。
C:施工中の監督を緻密に行うことです。

この4点を注意すれば、良質で安価な建築が実現できます。以上は、医院、クリニックを建築する場合です。

医療ビルやビル診の場合は、内装工事になりますので、少し注意点が違ってきます。内装については、最後にまとめて触れます。
具体的に説明します。

@については、設計事務所や建築会社の情報を如何に多く集めるかです。
これは中々骨が折れる作業なので、 もし先生に信頼できる相談相手がいるなら、そこから紹介してもらうことです。
いない場合は、インターネットや建築雑誌などで情報を集めることです。
Aの選別の点ですが、この場合の注意点は、その建築事務所や建築会社の実績チェックです。
医院、クリニックを最低10件以上、手がけていることが必要です。そして、できればその実施例の2、3 個を見ることです。
それを見て問題ないようであれば、その会社と会って、話を詰めていくのです。
そうすると、大きな失敗はしないでしょう。
Bの施工会社の選定は、原則として3社ぐらいから工事費の見積を取り、比べることです。
そこでも、医院、クリニックの施工例が5件以上あることが最低条件です。
やはり医療施設の建築は、経験が大事ですから。
Cは、先生自身ができないでしょうから、設計管理を頼んだ設計士さんや知り合いの建築施工に詳しい方に見てもらいましょう。

(内装工事の場合)
内装工事は、工事金額も少なく、工事工程も建築より少ないので、強いて設計事務所を入れて、設計監理を行わなくてもいいでしょう。ただ、資金に余裕がある時は、いい建築事務所が付く事を条件に、設計事務所を入れるのはOKです。
内装工事は、工事会社により、工事金額、工事内容に大きな差が出てくるので、最重要課題は、いかに良質の工事会社を選ぶかにかかってきます。
建築工事、内装工事につきご質問がある時はメールでこちらへどうぞ。


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質問5:開業時の医療機器は、どの程度整備したらよいか?

まず、開院時は、最低限の機器で診療を始めるべきです。これが、開院時の医療機器導入の大原則です。
ただ、先生の開院の目的や診療方針にどうしても欠かせないものは、当然高額又は多数であっても入れる必要があります。

しかし、それ以外は1,2年の間、最低限の機器で診療をこなし、様子を見るべきです。
機器類は、診療サービスの中核的な道具になるので、各面(自院の診療サービスの専門性、収益性、資金面)からの検討が必要です。これらの面からの検討の結果大きな無理がなければ、導入すべきでしょう。

医療機器は、あくまで自院の診療サービスの一つの道具(道具である以上、他の物で代替できないかも考える)だというこ とを冷静に認識することです。
そこから、導入の判断基準が出てくると考えます。


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質問6:開院時に最低限必要な広告は?

@:開院のお知らせの「新聞折込広告」
A:院内パンフ
B:自院のホームページ
C:電話帳広告
の4つです。これだけは、最低限必要です。

私は、これだけでいいと思っています。ただ、どうしても集患上心配なときは、資金を考えながら、 駅構内看板(その他これに順ずるもの)、野立看板、雑誌広告、電柱広告等を行えばいいです。以下具体的に述べていきます。

@の新聞折込は、地域に対する開院の挨拶状ですので、これは必須の広告です。
医療機関の広告宣伝は、まだ法規制があるので広告内容に制限がありますが、かなりの内容は盛り込んでいいと考えています (記載内容を工夫することです。いろいろなテクニックがあります)。

Aの院内パンフは、自院の口コミの補完道具としてやはり必須の広告手段です。
院内に置くものですから、広告制限は軽減されると考えます。したがって、かなり自院の紹介を詳しくすればいいでしょう。
この広告は、切らさないで続ける必要があります。

Bのホームページ(HP)は、今後ますます重要な広告手段になってきますので、是非作ってください。
その際、忘れていけないのは、ヤフーやグーなどの検索エンジンに登録することです。
特にヤフーへの登録は、必須です。HPを作ったら、院内パンフや看板等にかならずアドレスを記載することです。
私は、HPを集患の道具と位置づけているので、その制作や維持にかなり力を入れています。
そのため、HP制作業者は、厳選しています。制作業者の多くは、HPを使っての集患という視点がないため、
単なるデザイン重視のHPを高い金を取って作るだけです。それでは、「お金を溝(どぶ)に捨てるようなもの」です。
私は、その点で痛い目を見ていますので、制作にかなり注文をつけます(自慢になりますが、私の関与したHPは、 集患率がいいです。これも、やはりコツがいるのです)

Cの電話帳は、高齢者やパソコンのない人向けです。
インターネットタウンページは、安い費用です済みますから、これも是非やってください。

最後に、開院後患者さんの来院が悪いときは、「ポスティング」をしてください。
これは、ポスティングの中身を工夫すると即効的な集患の手段になります。

*広告宣伝についてご質問がある時は、メールでこちらへどうぞ。




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